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rain* ~BL only~

BLオリジナル小説オンリーブログ。 やおいが生き甲斐。BLは浪漫です!!

08 ジンクスその2「枯れ葉のしおり」 -3- /R18

健の様子がおかしいことに、みなとはすぐ気づいた。


原因は分かっている。
吉良と二人きりで話をした時からだ。


理由もなんとなく分かる。

だから、見て見ぬふりをする。

自分の忠告は、無駄になってしまった。
それも無理はないか、と自嘲して口もとをゆがめる。
そもそも、自分だってその忠告に沿っていない。
説得力がないそれを、健が受け入れなくても必然な気がした。





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08 ジンクスその2「枯れ葉のしおり」 -2-

「あ・・・あの・・・ごめんなさい!!」


「・・・・。」



いきなり、可憐な美少年に『ゴメンナサイ』をされてしまった。

振られたのかこれ。

みょうな構図に、健は天を仰いだ。


頭を下げた吉良の、柔らかそうな髪からほの見える耳は、真っ赤だった。








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08 ジンクスその2「枯れ葉のしおり」 -1-



そして唐突にジンクスは訪れた。


「んぁ?枯れ葉がはさまってた」
聖書わざわざ外に持ち出した奴がいるのかよ、と、ぶつぶつ言いながら顔を上げ・・・健は固まった。


幸也もみなとも、微妙な顔でこちらを見ている。


ものすごく覚えがあるパターンだった。

まさか。



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07 そして水守家の事情

「結局、藤原くんのジンクスは発動しなかったねぇ」
「・・・発動せんでええ」
想像以上に重いやりとりを見てしまった健としては、自分の身に降りかからんでくれと切実に願う。


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06 ジンクスその1「鍵、折れる」 -6-

「私の君への想いを、試しているのか」
上条が切なげに目を細める。
おそるおそる、みなとのほほに指を延ばし、触れるか触れないかのところで手を引いた。
壊れやすい物を、うかつに触れようとした己を恥じるように、上条は目を伏せる。


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