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rain* ~BL only~

BLオリジナル小説オンリーブログ。 やおいが生き甲斐。BLは浪漫です!!

03 何から、話しましょうか

「きどたからさん、あの」

「福原」

相手の先手を打ち、いつもの告白にながれそうな気配をぶった切って、提案した。
それは6月の真ん中、水曜日の朝。

名前を呼ばれた茶色い塊は、大きく4回瞬きをした。
瞬きの回数が増すたび、ほほに朱がのぼる。


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02 会えてうれしいです

木戸とて、答え合わせを望んでいた。

 ――まず、いつ、自分たちは出会ったのか。

福原光輝という名に憶えがなく、100歩ゆずって、親の都合で苗字が変わったとしても、下の光輝という名に覚えはない。
さらに1000歩ゆずって、名前すら家庭裁判所経由で変わったとしたら、あんなに自信満々に名乗る意味も分からないし、覚えてないんですか、という相手の反応も不可解だ。

秀才が集うこの学校のおかしいところは、どちらかと言うと理屈を追求することに重きを置いて、本質をないがしろにしすぎるところ。

要は、見知らぬ相手が自分を知っている謎を解明したいということが先走り、男が男に恋ごころを告白したことは、この際、脇に置かれていた。



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01 大好きです

「大好きです!!」

力いっぱい、光輝(ミツキ)は宣言した。

大好きな人に大好きだと言える幸せを、全身で表現したくて、でも表現するには体は小さくて、仕方ないからその分を笑顔に上乗せする。



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