忍者ブログ

rain* ~BL only~

BLオリジナル小説オンリーブログ。 やおいが生き甲斐。BLは浪漫です!!

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

10 ジンクスその2「枯れ葉のしおり」 -4-

自分の気持ちなのに、自分で見失うって、そんなことあるか?

自分にそう突っ込む。

そもそも恋ってなんだ。
女子にいだく感情だけを恋と言っていいなら、このもやっとしたこれは何だ。

答えは、出ない。



拍手[0回]

PR

09 ジンクス番外 *ブルーレター*

目が離せない。


それはもうすでに、恋の始まりなのだ。





拍手[1回]

08 ジンクスその2「枯れ葉のしおり」 -3- /R18

健の様子がおかしいことに、みなとはすぐ気づいた。


原因は分かっている。
吉良と二人きりで話をした時からだ。


理由もなんとなく分かる。

だから、見て見ぬふりをする。

自分の忠告は、無駄になってしまった。
それも無理はないか、と自嘲して口もとをゆがめる。
そもそも、自分だってその忠告に沿っていない。
説得力がないそれを、健が受け入れなくても必然な気がした。





拍手[4回]

08 ジンクスその2「枯れ葉のしおり」 -2-

「あ・・・あの・・・ごめんなさい!!」


「・・・・。」



いきなり、可憐な美少年に『ゴメンナサイ』をされてしまった。

振られたのかこれ。

みょうな構図に、健は天を仰いだ。


頭を下げた吉良の、柔らかそうな髪からほの見える耳は、真っ赤だった。








拍手[3回]

08 ジンクスその2「枯れ葉のしおり」 -1-



そして唐突にジンクスは訪れた。


「んぁ?枯れ葉がはさまってた」
聖書わざわざ外に持ち出した奴がいるのかよ、と、ぶつぶつ言いながら顔を上げ・・・健は固まった。


幸也もみなとも、微妙な顔でこちらを見ている。


ものすごく覚えがあるパターンだった。

まさか。



拍手[4回]

Copyright © rain* ~BL only~ : All rights reserved

TemplateDesign by KARMA7

忍者ブログ [PR]