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rain* ~BL only~

BLオリジナル小説オンリーブログ。 やおいが生き甲斐。BLは浪漫です!!

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07 そして水守家の事情

「結局、藤原くんのジンクスは発動しなかったねぇ」
「・・・発動せんでええ」
想像以上に重いやりとりを見てしまった健としては、自分の身に降りかからんでくれと切実に願う。


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06 ジンクスその1「鍵、折れる」 -6-

「私の君への想いを、試しているのか」
上条が切なげに目を細める。
おそるおそる、みなとのほほに指を延ばし、触れるか触れないかのところで手を引いた。
壊れやすい物を、うかつに触れようとした己を恥じるように、上条は目を伏せる。


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05 ジンクスその1「鍵、折れる」 -5-

「失礼します」

がらっと扉をあけると、中では二人の男がもつれ合っていた。

「・・・失礼しました」

ぴしゃりと扉を閉める。




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04 ジンクスその1「鍵、折れる」 -4- /R18

「・・・・あぁぁぁぁ・・・っ」
鼻にかかった声は、甘えとも嬌声ともつかない。
ただ、己の熱を煽るものだということは分かっていた。
「やぁ・・・もっと・・・・っあんっ・・・ああぁっ」

〝もっと"に続く言葉は、優しく、なのか、激しく、なのか、幸也にはわからない。




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03 ジンクスその1「鍵、折れる」 -3-



健はふと、気になった。

学園の生徒に惚れられる。
それはつまり。
「なぁ。まさかと思うが、木谷もカギをへし折ったのか?」
こんな異常事態が発生したとなると、どうしてもイレギュラー性―ジンクス―の存在を意識せざるを得ない。





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